カホンの歴史
ペルー生まれで、スペイン語で「小さな箱」という意味の、カホン(Cajon)。
では、どのような流れを経て現在の形になったのでしょうか?
16世紀ごろから、スペイン、ポルトガルに征服された南米大陸での植民地政策で、大量の黒人奴隷がアフリカから連行されました。
彼らは革を張った太鼓でコミュニケーションを取ることができたため、奴隷主たちは反乱の画策が行なわれないよう黒人奴隷の太鼓の使用を禁止しました。
しかし、彼らから音楽、とりわけリズムを奪い去ることは不可能であり、ペルーでの黒人奴隷たちはタンスや木箱を叩いてリズム、音楽を楽しんだそうで、
それが、現在のカホンの原型になったと言われています。
カホンのルーツにはアフリカの黒人のソウルがあったようです。
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